英語では、pole flipping ,excursionと呼ばれています。
地球や太陽系に何かが起ころうとしているんでしょうか?
皆さんには知る権利がありますが、生きるのに不都合な人は読まない方が無難です。
あまりショックを受けられませんように。
気象庁、柿岡の地磁気観測所の地磁気観測データです。
地磁気が、異常に急降下しています。
固体地球電磁気学という分野があります。

1970年以降、地球上のあちこちをボーリングして、残存する過去の地磁気を測っています。
その学会の分科会「地磁気・古地磁気・岩石磁気研究会」で驚くべきことが分っています。http://peach.center.ous.ac.jp/bunka/m-knowledgebase.html磁極の変化を説明した動画です。
(米国ヒストリカルチャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=4Lhs7VR52Bg&feature=related
地磁気は不安定であると示されました。
<過去の地磁気エクスカーション>
地磁気エクスカーションとは、磁極が反転しないまでも、磁極が大移動し30〜80度ずれることを言います。
前回のポールシフト(78万年前の南極北極の逆転)以降の地磁気エクスカーションをまとめた論文です。http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf114-2/p174-p193.pdf
地球磁場は不安定であることを示唆しています。
さらに勉強されたい方は、Laj&Channellの論文をどうぞ。
http://magician.ucsd.edu/essentials/WebBookch9.html
前回のポールシフト(78万年前)より後の地磁気エクスカーションと氷河期を併記しています。
エクスカーション | 氷期と間氷期 | |
5000年前 | 間氷期 | |
7000年前スカンジナビア 氷床溶 | ||
12000 | ハインリッヒ事変 | ヤンガードライアス 事件 |
〜14000年前 | 1.2〜1.65万年前 | |
18000 | 15000 | |
〜23000年前 | ||
32000〜38000年前 | ヴェルム氷期 | |
39000〜40000年前 | ||
45000〜55000年前 | ||
60000〜80000年前 | 〜7万年前 | |
95000〜105000年前 | 間氷期 | |
115000〜122000年前 | ||
140000〜160000年前 | 13万 | リス氷期 |
180000〜190000年前 | 〜18万年前 | |
間氷期 | ||
210000〜220000年前 | ||
255000〜265000年前 | 23万 | ミンデル氷期 |
280000〜290000年前 | ||
〜30万年前 | ||
320000〜1310000年前 | 間氷期 | |
330000〜340000年前 | 33万 | ギュンツ氷期 |
400000〜420000年前 | ||
〜47万年前 | ||
500000〜510000年前 | 間氷期 | |
545000〜2535000年前 | 54万 | ドナウU氷期 |
550000〜570000年前 | 〜55万年前 | |
間氷期 | ||
58.5万 | ドナウT氷期 | |
605000〜3580000年前 | 〜60万年前 | |
665000〜690000年前 | 間氷期 | |
500000〜510000年前 |
以下の図は、グリーンランドの氷をボーリングして分かった20万年間の地球の寒暖の歴史と地磁気エクスカーションの関係です。

赤い丸が温暖期(今より2度寒い)、青丸が寒冷期(現在より7度寒い)です。
黄色いところが、過去の地磁気エクスカーションです。(一つの帯中に何度もエクスカーションを起こしているようです。)
右側には1万5千年〜7万年のヴェルム氷期(青い帯)を抜き出しています。
当時は海水面は低く、日本と大陸がつながっていました。
地磁気エクスカーションが頻繁に起こっていることが分ります。
太陽の黒点活動は強い
=太陽の磁気は強い
=地球の磁気も強くなります。
太陽の黒点活動は弱い
=太陽の磁気は弱い
=地球の磁気も弱い
⇒地磁気エクスカーションが起こります。
<シベリアで発見される冷凍マンモス & アトラアティス遺跡?>
昔、地球上でもっとも繁栄していたマンモスです。
ロシアでは1800年代に冷凍マンモスが発見されました。
皇帝の食事に生肉が送られたり、象牙を大量に取引しています。
(最近アラスカで3650年前のマンモス化石が発見されています。)
ところで、とても不思議なことがあります。
ロシアよりhttp://www.answersingenesis.org/articles/fit/mammoth-carcasses-siberia
一般的に冷凍マンモスは立った姿勢で発見されました。 冷凍マンモスは永久凍土層に埋まっていました冷凍マンモスの口に生のキンポウゲ科の植物が残っていました。 胃の中の草は半分消化されたばかりの状態でした。 いくつかは骨が折れていました。(クレパスにはまった) 3頭の冷凍マンモスと2頭の冷凍サイの死因は窒息でした。 |
温暖な草原が、数日でツンドラになった状況を示しています。
地磁気エクスカーションの結果、数日でシベリアが温帯からツンドラ地方になったことを示します。
シベリアでは約1万年前に絶滅したマンモスです。
ちょうど12000〜14000年前の地磁気エクスカーションと一致していませんか?
ハドソン湾のローレンタイド氷河が解けたアガシー湖が決壊し、一気に大西洋に流れ込み、水位が一時的に6m上昇、世界の気温が5度下がったヤンガー・ドライアス事件(12000年前)とも重なります。
アトランティスを沈めたともいわれます。
アトランティスらしきものが、実際にgoogleマップで確認できます。
http://www.youtube.com/watch?v=rW0On9A1fO8&feature=player_embedded
伝説通りの巨大な用水路の跡がわかります。
<恐竜のモザイク画&南極&氷河>
オーパーツのひとつ、イタリアのパレストリーナの画像には、ナイル川流域に、サーベルタイガーや恐竜が描かれています。
火山に埋もれたポンペイ遺跡には、恐竜&恐竜に食われるピグミーが描かれています。
http://www.maniado.jp/community/neta.php?NETA_ID=11696
南極で多種類の恐竜発掘も話題の一つです。
相当繁栄していたらしく、冬眠する恐竜もいた(つまり恒温動物)らしいです。
http://www.nsf.gov/news/newsmedia/pr0425_soundbites.jsp


オーパーツには南米アカンパロの恐竜土偶(37000体)や人間と恐竜の関わった痕跡が多いです。
恐竜も、地磁気エクスカーションにより生息域を狭め滅んだのかもしれません。

また過去の南極が相当温暖な気候だった、と分ります。
氷河の痕跡は、赤道直下を含め地球上各地にあります。
そこで1990年代には地球の全球凍結という仮説まで唱えられました。
しかし、地磁気エクスカーションにより極地方が移動した、と考える方が無難ではないでしょうか?




<伝説の中の地磁気エクスカーション>
堯風瞬雨という四字熟語があります。天下泰平を意味します。
孔子が手本としなさいと言った、堯帝の治世で起こったこと。
地磁気エクスカーションに見舞われたと思われます。
中国古典『淮南子』(えなんじ)巻八 本経訓には記されています。
五帝本紀で有名な 堯帝(ぎょうてい)の治世で 10個の日輪が一度に出て四季が乱れ、農耕不能となり民は食を失った、洪水が山を包み丘に登り天を乱し民は溺れた、と言います。
弓の名手 羿(げい)が
猰貐(yayu、竜)、
鑿齒(zaochi、獣頭人身の一本牙の怪物)、
九嬰(jiuying、凶水の頭九つの竜)、
大風(dafeng)、
豕希(ほうき、楚の巨大な猪)
修陀(しゅうだ Hsiushe、同庭湖の巨大な竜)を成敗し、堯を天子としました。http://homepage3.nifty.com/kyousen/china/3k5t/3k5t_11.html
飢餓と洪水は現代の地磁気エクスカーションにも起こります。
<地球の磁気シールドが無くなった時起こること>
磁極の変化を説明した米国の動画です。
言葉が分らなくてもイラストで分かりやすく説明しています。
(米ヒストリカルチャンネル)http://www.youtube.com/watch?v=4Lhs7VR52Bg&feature=related
アメリカの番組http://www.youtube.com/watch?v=akBvr_ZUCro&feature=related

地磁気は月まで届く磁力線で黄色部分の磁気シールドを作っています。
その磁気シールドが、地球にやってくる太陽風(荷電粒子、γ放射線)から地球を守っています。
おかげで、地球表面に生物が住めます。 また太陽の磁気の方向(南北)や強さに、地磁気は比例します。
太陽の磁力線(の南北)が地球(の南北)と方向がそろった時、地球の磁気シールドは弱くなると言われます。
地磁気が弱くなり無くなるとき、地磁気エクスカーションは起こります。
同時に地磁気は無くなるとき、地球の磁気シールドが無くなります。
どんなことが起こるか予想できます。
1.大規模なオーロラが、全天を覆います。
とてもきれいです。
これは太陽から飛んでくるプラズマ粒子が地球の磁気と反応して発光します。
北極と南極の位置が変わり、太陽の昇る方向も変わります。
2.すべての電子機器は壊れます。
特に、電柱は危険です。
太陽の電磁波の受信機として機能し感電します。
3.太陽光線を浴びた生命は遺伝子レベルで傷つき死滅します。
太陽からの荷電粒子が、現在の20倍以上地面に届くようになります。
地表を守ってくれるのは大気だけです。
木は葉を散らし、しばらくは雑草も生えないかもしれません。
人類の原種、黒人は光線に耐性がありそうです。
何百回のエクスカーションを生き残ってきました。
4.爆発的火山爆発&地震活動&洪水が起こります。
地上の大陸が沈んだり、海底が隆起したり、洪水が起こったり。
http://uutanokayama.seesaa.net/article/253324638.html
で述べました。
詳しくはhttp://www.ailab7.com/lib_011.html#lcn011
5.多くの人類が餓死しますが、全滅するわけではありません。
地磁気が下がると免疫機構がうまく働かず、感染症が多発します。
1200年代半ばに始まった太陽活動の極小期には、
それまで人口が増大していたヨーロッパでチフスが大流行し、人口が1/3になりました。
地磁気エクスカーションなら天災や飢饉でさらに減少します。
6.長く続いた温暖な1万数千年が終わるかもしれません。
現在の人類は、氷河期と氷河期の狭間の間氷期を生きています。
一気に地球寒冷化、氷河期入りする可能性があります。
1万数千年続いた温暖な気候が終わり、急速な寒冷化も覚悟しなければならなりません。
<エクスカーションにかかる年数>
http://wired.jp/wv/2010/09/07/%E5%9C%B0%E7%90%83%E7%A3%81%E5%A0%B4%E3%81%AE%E9%AB%98%E9%80%9F%E9%80%86%E8%BB%A2%E3%80%81%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%81%8B/
アメリカでポールシフトが数年間で終了することを記録した溶岩が発見されました。
一部のエクスカーションは、数年で終わるかもしれません。
<エクスカーションはいつ起こるか>
現在、太陽活動が極小期を迎えるという、ナショジオの2011年6月の日本語ニュースです。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110615001&expand#title黒点活動の衰弱、ジェット気流や太陽コロナが弱まっていることが観測されています。
太陽系の住人、地球も地磁気も太陽と連動しているでしょうから弱るわけです。
地球の住人である人間も繁栄が終わり、長い衰退の時期を迎えます。
地磁気エクスカーションは、その地磁気が弱りきったとき起こります。
2013年以降の可能性が高いです。
北極南極の両極の移動、ポールシフトが起こるなら、スケールはもっと大きくなります。
どうか信仰のある人もない人も祈って下さい。
苦難にあまり苦しみませんように。
子々孫々が穏やかに暮らしていけますように。