2011年12月03日

映画コンテイジョンと生物兵器&人類の進化

マット・デーモン主演の” コンテイジョン ” 。
これを観てきました。
パンデミックが起こった際の教育映画そのものでした。
アメリカのCDC(疾病対策センター)内で上映されたわけです。
”見て勉強してくださいね” 
と言われているよう。

致死率は25%程度で設定されたウィルス病でしたが、
H5N1型鳥インフルエンザに似た設定です。
まるでパンデミックが近づいているから、
対処方法を知っておきなさいと言われているようにも聞こえます。

http://www.ims.u-tokyo.ac.jp/imsut/jp/research/papers/hemagglutinin_mutations_respon.php
東京大学医学研究所 河岡義裕 先生のチームの過去の論文です。
今年、チームは鳥インフルエンザ H5N1型の毒性を飛躍的に上げることができました。
哺乳類にも感染させることができ、死亡率も高いです。
いくつかの遺伝子を変えるだけで、哺乳類に感染できたという論文は、2011年12月現在学会誌への掲載を見送られています。
生物兵器への転用が危惧されるからです。
オランダのウイルス学者ロン・フォウチャーのチームも同様です。

マヤ暦の区切り2011年、新たな時代へ
2011年はマヤ暦の最終年
ですが、
人類にとっては重大な転換点になりました。
東南アジアでは珍しくなくなったH5N1型鳥インフルエンザ。
簡単な技術で破壊的生物兵器を作り出す時代です。

NYの片隅の一室の簡易実験室でも作業は簡単です。
知識と技術があれば、自爆生物テロが簡単にできる時代の幕が開いたのです。


人類と生物兵器の利用
人類の歴史の中では生物兵器は珍しくありません。
籠城中の城郭都市に、死んだネズミを投げ入れたチンギスハーンのモンゴル軍。(チフスを蔓延させるため)
日本軍も大陸では、炭ソ菌を使っていました。
いずれも、大きさは1ミクロン程度の菌(生き物)です。

ところがウィルスは菌の1000分の1程度の大きさです。
しかも生物(増殖)と物質(結晶化)の中間の存在です。
抗生物質は効かず、ワクチンで治療します。
進化のスピードが速い。
季節性インフルエンザでおなじみのように毎年形を変えてきます。
去年のワクチンは、今年のインフルエンザには効果なしです。
生物兵器にしにくい理由がここにあります。
いくらワクチンを作っても、生物兵器のウィルスは七変化し兵士に襲いかかってくるのです。

ウィルスは人類に犠牲と進化をもたらす
つまり、ウィルスは人類にとって強敵です。
激しく人口は減少しますが、同様に進化が引き起こされます。
言いかえると
2011年は人類の劇的進化の時代の幕開けとも言えます。
ホモサピエンスが人類の大多数を占めるようになって数十万年がたちました。
人類の進化の歴史が停滞し続けてきたわけです。
そのために、様々な病に弱い個体が増え、種の存続に黄信号が灯っています。
ホモサピエンスを強制的に進化させるためにH5N1型インフルが出現するとも言えます。

一万年後の人類はこの時代を評してこういうでしょう。
ホモサピエンスが生き延びるために自ら進化を始めた”と。
http://www.asahi.com/science/update/1221/TKY201112210142.html
遅ればせながら。
けれど、日本人の先生方も大きくかかわっていると報道しないのは何故かなあ???理由は考えてくださいね。
posted by uutan at 18:54| Comment(1) | TrackBack(0) | パンデミックに備える? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
点と点が線で繋がれば未然に防げるでしょう。
たったの1時間で良いのです。マネーに惑わされないように…。
Posted by kazu at 2011年12月09日 02:19
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